【本】『いやでも人生が好転する!ウラ目の法則』西田文郎(著)


日本のメンタルトレーニング研究の第一人者である、西田文郎氏の本を読むのは初めてだったが、これほど読みやすいとは・・・。成功を信じる力を「成信力」と名付けたり、「チョロイの法則」など、”言語化”も非常に巧みな印象だ。

 

特徴を一言でいうと

人生には「ウラ目の法則」がある。「知っているか、知らないか」が人生の明暗を分ける!

 

Amazonでの内容紹介

頑張っているのに結果が出ない人、仕事がうまくいっていない人、予期せぬ不幸に見舞われた人、必見!能力開発の魔術師こと、メンタルトレーナーの西田文郎が、不運をカンタンに成功に変える方法「ウラ目の法則」を伝授します。

よかれと思ってやったことがあだとなり、とんでもない不幸に見舞われた!人生には、頑張ったことが「ウラ目」に出てしまうことが、よくあります。 たとえば・・・。

●仕事の合間にがんばって勉強し、資格試験に合格。見事昇進したら、これまで仲良くしていた同僚たちから、妬まれ足を引っ張られた……。

(中略)

●愛し合って結婚したはずが、想像を絶するぐうたら男、あるいは、信じられないくらいわがまま女だった……。

一生懸命考え、努力してやったこと、間違いないと思ってやったこと、そういったことが、不思議なくらい「ウラ目」に出てしまう・・・。でも、心配いりませ ん。実はこれらの不幸は大きな成功への前触れなのです。逆に「ウラ目」が出ないということは、成功に向かっていないともいえます。実は成功者はこのことを 知っているから、「ウラ目」が出ると悲しむどころか、喜ぶのです。

本書には、どんなに過酷な人生をも好転させ、大きな幸福に導く方法、「ウラ目の法則」 のがすべて公開されています。「よし、一丁やってやるか!」 この本を読み終える頃には、そう言って前を見つめている、気概に満ち溢れたあなた自身と出会っていることでしょう!

 

「ウラ目の法則」という表現は、非常に面白く、”巧いな”と感じた。意味合いとしては、「高い目標をもつと必ず障害が現れるから、あきらめずに、前進を続けよう」という内容。「ウラ目が発生する条件」「ウラ目の克服法」が具体的に書かれている点も素晴らしい。

 

~ ウラ目の法則 目次~

まえがき

第1章  「ウラ目の法則」とは?

第2章 「ウラ目の法則」は究極の開運法

第3章 徹底!ウラ目克服法

第4章 ビジネスと「ウラ目の法則」

第5章 男と女の「ウラ目の法則」

第6章 「ウラ目の法則」は人生を変える

序章   今こそ「ウラ目の法則」で立ち上がる日本!

 

ビジネスだけではなく、男と女の「ウラ目の法則」が書かれている。知恵が詰まっていて、万人にお薦めだ。

 

ピックアップフレーズ

経営者をはじめ、どの分野の人間でも、成功している人というのは、しなければならない努力をしてきた人たちです。 (P59)

 

大切なのは、成功を信じる力「成信力」です。 (中略) 成功や夢を追っていて挫折してしまうのは、気合いの欠如でもなければ精神力の欠如でもありません。「成信力」の欠如です。 (P85)

 

(チョロイの法則について) 人間の脳というのは、「チョロイ」と思ったことは全部できるようになっていて、成功者というのは、みんなこの法則の実践者だったのです。(P93)

 

ウラ目を克服する力を極論すると、それは「のめりこむ能力」だからです。 「これをやる!」と決めたら、たとえゴールが見えようが見えまいが、目の前のことにどこまでのめりこんでいけるかが重要なのです。 (P102)

 

自ら考え、自ら行動し、自ら問題点を追及し、肯定的行動を起こすというのが「ウラ目の法則」です。(P109)

 

 

本書でも紹介されている、ワタミ創業者の渡邊美樹さんのブログに、【夢民】第24回「あきらめなければゲームは終わらない」という回があったが、ウラ目の法則が言わんとしている事は、本質的にこれと一緒だと思う。

本の帯に、本のソムリエ 清水克衛さんが、『悪いこと言わないから、読んだほうがいいですヨ!今スグ!』 と、推薦文を寄せているが、私も同感。お薦めの一冊だ。