【本】 社会人だけでなく、学生にもお薦め 『プロ論。―情熱探訪編 』


最近、「新卒者の採用活動の時期の見直し」について話題になっているが、就職について悩んでいる学生の方も多い事だろう。今回は、そんな学生の方にも非常に有益な 『プロ論。―情熱探訪編』 をご紹介したい。

 

 

せんちえ風に、本書を一言でいうと

各業界の第一人者が、仕事の哲学や、人生で大切な事を語った本。

社会人にも学生にもお薦め

Chapter1  会社で頭ひとつ出たいとき
Chapter2  会社を辞めるべきか迷ったとき
Chapter3  やりたい仕事がみつからないとき
Chapter4  働くことがイヤになったとき
Chapter5  仕事でヒットを飛ばしたいとき
Chapter6  苦しい時期を乗り越えたいとき
Chapter7  好きなことで食べていきたいとき

「プロ論。」なので、プロとは何か?仕事論に関する内容が中心なのだが、若者向けのメッセージも多く、仕事だけではなく、人生に役立つ知恵が詰まった内容だ。文庫版は、680円と非常にコストパフォーマンスも高いので、学生の方にもぜひ読んでいただきたいと思う。

情熱探訪編には、実績を残している会社経営者や、スポーツ界や芸能界の著名な51名が登場するので、きっと共感できる方が見つかるだろう。

プロ論。

 

せんちえピックアップ

気に入ったフレーズを少しだけ挙げると、

(P4) 岸谷吾朗氏  仕事には、一気に上がれるエレベーターなんてない。一歩一歩、階段で上がっていくしかない。

 

(P89) 堀紘一氏  どこに勤めるかじゃない。自分は何がやりたいか、何ができるのか、それがすべての時代になるんだよ

 

(P189) 佐々淳行氏  自分に合った仕事を考えるのではなく、生きがいを感じる仕事を探してみてほしい

 

(P273) 秋元康氏  就職先を選ぶとすれば、最悪のところを狙いますね。あえて、みんなと逆を行く。それが僕のやり方です

 

(P403) 北村龍平氏  周りの意見なんてどうでもいい。生きていくのは自分なんだから。

 

など、非常に熱い言葉が満載で、実績を残されている方の、様々な考えに触れられるのが、非常に面白い。

 

「プロ論。3」まで発売されている。

なお、『プロ論。』は3まで発売されているので、気に入ったら2作目以降もチェックしてみて欲しい。

 

『プロ論。』を加筆・修正し、文庫化したもの。最初に読みたい。

『プロ論。2』を加筆・修正し、文庫化したもの。2冊目に読みたい。

▼『プロ論。3』は、まだ文庫化されていないが、こちらも熱い内容だ。

なお、プロ論は、【リクナビNextにて、無料で読めるWEB連載】が続いているので、こちらも注目だ。

 

社会人の方も、学生の方も、『プロ論。』を読んで、 仕事を、そして人生を見つめ直してみては、いかがだろうか。



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